私の家庭では、子どもが生まれたのをきっかけにみてねを使い始めました。
みてねは家族、親戚だけに閉じたインスタグラムのようなアプリで、子どもの写真を家族と楽しく共有できます。
(インスタグラムみたいに共有した写真を世界中の人に見られてしまうような心配はありません)
この記事では、みてねの概要、実際に使ってみて良かったところや使い方を詳しく解説します。
みてねの紹介
みてねを一言で表すと、家族、親戚だけに閉じたインスタグラムです。
あまりピンと来ていない方、インスタグラムを使ったことのない方に向けてもう少し詳しく話すと・・・
ママ、パパは子どもの写真を「みてね」に追加します。
すると、みてねのアルバムに登録されている人(例えば、ママ、パパの他、おばあちゃん、おじいちゃん、親戚など)だけが追加された写真を見ることができます。
また、写真を保存したり、写真にコメントを付けたりして楽しむことができるといったアプリです。
一見、写真を共有するだけなら、LINEでも十分な気がするけど?
みてねには、他のアプリにはない便利な機能がたくさんあるので、これから紹介していきますね!
みてねを使い始める前は、おばあちゃん、おじいちゃんにLINEを使って子どもの写真を送っていました。
特に不便はなかったのですが、みてねを使い始めてからは手放せないアプリになっています。
みてねの特徴
みてねの特徴を紹介します!
アルバムの見やすさ
みてねは、アルバムの見やすさが他のアプリと比べて群を抜いています!
アルバムが見やすい1番の理由が、追加した写真を自動で撮影日順に並び替えて月単位にまとめてくれる機能が備わっているからです。
自動で整理された写真は左右にフリックすることで簡単に見たい年月を切り替えることができたり、事前に登録した子どもの生年月日を基に何歳何カ月の時の写真なのかを表示してくれたりと、とても使いやすく見やすいです。
1年前の今日の写真を表示してくれたりもするから、子どもの成長を振り返る良いきっかけにもなるよ!
- 撮影年月で自動整理してくれる
- 操作性が高く、見たい写真がすぐに見れる
- おしゃれなレイアウトで見やすさUP
家族とのコミュニケーション
みてねには、写真にコメントを付ける機能があります。
コメントは写真1枚1枚に対して家族みんなが自由に付けることができ、写真の説明を補足したり、写真を通じて相手にメッセージを送ったりなど、様々な用途で使うことができ、家族とのコミュニケーションにも繋がります。
コメントで家族から写真の感想なんかが貰えると、育児のモチベーションも上がります!
投稿側(主にママ、パパ)の使用例
初めて牛乳を飲んでみました!
この前に買ってもらったおもちゃ気に入ってるよ!
閲覧側(主におばあちゃん、おじいちゃん)の使用例
上手に歩けるようになってすごいね!
素敵な写真をいつもありがとう!
撮った写真を実際に受け取れる
写真を楽しめるのはアプリ内だけではありません。
撮った写真をプリントしたり、フォトブックにしてくれるサービス(一部有料)があります。
- 写真プリント
- フォトブック
- アニバーサリーブック
- 年賀状
アプリで見る手軽さも良いですが、実際に手に取って見る良さもあり、届いた写真は飾ったり、プレゼントしたりと楽しみ方も広がります。
写真プリントやフォトブックなどの有料サービスについては、後述でも詳しく説明しているので最後まで読んでいってください!
みてねを実際に使ってみて良かったところ
みてねを実際に使ってみて良かったところを紹介します!
主な機能で紹介した良かったところは、ここでの紹介を省きますね。
誰がいつ見てくれたかが分かる
「みてね」では、誰がいつアプリを開いて写真を見てくれたかが分かります。
家族設定
ここで、その人がいつアプリを開いて写真を見てくれたかを確認できます。
コメント機能はあるものの毎回コメントをするのは家族も労力を使ってしまうので、最終ログイン日時が確認できるとコメントがなくても家族が見てくれていることを実感できるので、嬉しいポイントですね。
おばあちゃん、おじいちゃんの安否確認にもなるね!
写真のアップロードが無制限
この手のアプリは写真をアップロードするにあたって容量に制限があり、容量を拡張するためには課金を要するケースが多いですが、みてねは容量が無制限でいくらでも写真をアップロードできます。
また、みてねの利用者は、おばあちゃん、おじいちゃん、ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃんまで広がる可能性もあり、そうなると格安で容量もかなり小さいスマートフォンを利用している場合も考えられるので、容量が無制限なのはとても重宝します。
最近のスマートフォンは容量も大きく、スマートフォン内に写真を保存した場合でも写真なのでそこまで容量を圧迫しないのでなかなか気にしないポイントですが、あらゆるユーザ層のことを思って設計されていることが感じられます。
子どもの様子をリアルタイムで伝えられる
写真を通じて、子どもが今どんなことに興味を持ち、どんなものにハマっているのかなどをリアルタイムで家族に伝えることができます。
私の家庭の場合、子どもがおもちゃで遊んでいる何気ない写真も頻繁に共有することが多く、おばあちゃん、おじいちゃんは子どもが今どんなおもちゃが好きなのかを常に把握してくれています。
これによって、イベント事のプレゼントで子どもの興味に合わせたものを用意してくれたり、似たようなおもちゃが被らないように選んでくれます。
おばあちゃん、おじいちゃんは、みてねのおかげでプレゼントが選びやすくなったと言っていました!
みてねを実際に使ってみて少し気になったところ
みてねを実際に使ってみて少し気になったところを紹介します!
家族ごとの閲覧制御はできない
例えば、ママの実家に遊びに行った際の写真はママ側のおばあちゃん、おじいちゃんのみに共有したかったり、特定の人に向けたコメントを付けたかったりした場合、この家族だけに共有するといった機能はなく家族全体に共有されてしまいます。
他のツール(LINEやメールなど)もあるので、そこまで困るようなことではないですが、家族ごとに閲覧制御できる機能はあったら便利だなと思います。
有料会員の「みてねプレミアム」に加入すれば、公開範囲を選べるようになりました。
投稿しないと…というプレッシャーに駆られる
みてねの機能には全く関係はありませんが、人によって、子ども写真を投稿しないと…というプレッシャーに駆られることがあります。
おばあちゃんやおじいちゃんが孫の写真を楽しみにしてくれていることにより「こまめに写真を投稿しないと…」、「似たような写真は避けた方がいいかな…」などと半分仕事のように思ってします恐れもあります。
私もいつの間にかこのような状況になっていました…
本来は気軽に楽しく写真を共有できるアプリなので、子どもの写真に対する思いや投稿頻度などは、事前に家族と話しておくことでこのようなことは防止できるかもしれません。
みてねの使い方
「みてね」の使い方を説明します。
アプリ版とブラウザ版がありますが操作方法はほとんど同じなので、シェア率の高いアプリ版をベースに説明します。
初期設定を行う
アプリを起動し[新しく家族アルバムを作成]をタップしましょう。
ユーザー登録画面で、自分の名前(登録後いつでも変更できます)と子どもとの関係を入力し[同意して次へ]をタップしましょう。
[+お子さまを登録する]をタップしましょう。
お子さま追加画面が表示されたら、子どもの名前と誕生日を入力し[完了]をタップしましょう。
入力した子どもの名前が表示されていれば、登録完了です!
[+家族を招待する]をタップしましょう。
家族招待画面が表示されたら、招待する方の子どもとの関係をタップします。
すると[アプリ版で招待(スマホのアプリから利用される場合)]または[ブラウザ版で招待(PCやスマホのブラウザから利用される場合)]のどちらかを選択するポップアップが表示されるので、該当する方をタップしましょう。
- [アプリ版で招待]を選択した場合
-
招待を送るためのツール(LINE、Eメール、QRコードなど)を選んでタップし、相手に招待を送ります。
- [ブラウザ版で招待]を選択した場合
-
相手のメールアドレスとニックネームを入力して[次へ]をタップし、相手に招待を送ります。
招待ができたら、招待を受け取った相手がSTEP2と同じ手順でユーザ登録を済ませれば、初期設定は完了です!
写真を追加・閲覧する
画面下の[追加]をタップしましょう。
カメラロールが表示されるので、追加したい写真・動画を選択し[完了]をタップすると、アルバムに写真・動画を追加できます。
とても簡単だから気軽に写真・動画を共有できるね!
画面下の[アルバム]または[近況]をタップしましょう。
- [アルバム]について
-
写真の撮影年月毎に自動整理された写真を閲覧できます。
左右にフリックすることで見たい年月を切り替えることができ、いつ撮影された写真なのかが分かりやすく、昔の写真を遡ったりして子どもの成長を楽しむことができます。
- [近況]について
-
新しく追加された写真から順に閲覧できます。
写真を追加した単位に分かれており、いつ誰が何枚の写真を追加したかが表示されます。
見る側は、写真が追加されたら、まずここで追加された写真をチェックすることが多いです。
どちらを選んでも追加された写真を見ることができますが、写真の表示のされ方が異なるので、見やすさや利用用途によって使い分けましょう。
写真にコメントを付ける
まずは、コメントを付けたい写真をタップしましょう。
写真が表示されたら、画面下の[コメントを追加]からコメントを入力し[紙飛行機マーク]をタップすると、写真にコメントを付けることができます。
みてねの有料サービス
「みてね」は基本無料で十分便利な機能を利用できます。
ですが、有料サービスを活用することでより便利な機能やサービスを利用することができるようになるため、いくつかご紹介します。
みてねプレミアム
「みてねプレミアム」は、月額制のサービスで、加入するとより便利な機能を利用できます。
また、月額の料金が少し高くなりますが、動画の高画質保存・閲覧やテレビへのキャストも可能になる「みてねプレミアムPro」というプランもあります。
家族1人1人が加入しないといけないなんてことはなく、アルバムの管理者のみが加入すればよいので安心してください。
みてね | みてねプレミアム | みてねプレミアムPro | |
---|---|---|---|
月額 | 無料 | ¥480(税込) | ¥880(税込) |
動画の高画質保存・閲覧 | |||
写真・動画の検索 | |||
テレビへのキャスト | |||
動画のアップロード | 1動画あたり3分まで | 1動画あたり10分まで | |
1秒動画 | 3カ月ごと | 毎月&3カ月ごと&年間 | |
商品の送料 | 有料 | 無料(一部商品を除く) | |
公開範囲を細かく設定 | 家族みんな|管理者のみ | 家族みんな|管理者のみ|作成した公開範囲 | |
子どもごとに写真を表示 | |||
パソコンからアップロード | |||
スライドショー | 3枚まで | 連続再生可能 |
初めての登録なら初月無料なので、気になったら試してみましょう!
私は、1カ月だけ試してみましたが無料プランで十分だったため、今は解約しています。(みてねプレミアムが微妙だった訳ではなく無料プランが十分すぎるくらい便利だったからです!)
写真プリント
アプリに追加した写真をプリントしてお家に届けてくれるサービスです。
写真プリントのサイズは3種類あり、どれも価格は同じ(25円(税込))なので、好みのサイズから選びましょう。
プリントした写真を入れるためのおしゃれなアルバムも用意されているので、気になる方は併せて購入してみるのもよいかもしれません。
毎月8枚は無料でプリントできるよ!
写真プリントはみてねプレミアムに加入していても送料(242円(税込))がかかってしまうので覚えておいてね。
フォトブック
アプリに追加した写真をフォトブック(24ページ)にしてお家に届けてくれるサービスです。
フォトブックはカバーや用紙のパターンが3種類あり、好みや利用用途に応じて選びましょう。
フォトブックにする写真は1から選ぶこともできますが、AIによって自動で作成し提案してくれる機能もあるので、迷った際には活用してみるのも良いかもしれません。
おばあちゃん、おじいちゃんへの贈り物にも最適だね!
その他
他にも便利な有料サービスがあるので、簡単にご紹介します!
みてねは、写真・動画以外のサービスも展開しているので、見てみてください。
- アニバーサリーブック
-
最大44ページ、240枚もの子どもの写真を載せられるフォトブックを作成できます。
誕生日などの記念日に思い出を形にできます。 - カレンダー
-
子どもの写真を使ったオリジナルのカレンダーを作成できます。
表記言語や週の始まり曜日など細かな設定もできます。 - DVD
-
子どもの写真や動画を保存したDVDを作成できます。
大画面で写真を楽しんだり、データのバックアップとしても活用できます。 - 出張カメラマン
-
プロのカメラマンが全国に出張して写真を撮影してくれるサービスです。
衣装レンタルもあるので、七五三などのイベントではとても便利です。 - みまもりGPS
-
子どもの位置情報を専用のアプリから確認できるサービスです。
最新モデルには、ボイスメッセージでやり取りできる機能も追加されました。 - 年賀状
-
子どもの写真を使った年賀状を作成できます。
たくさんのデザインが用意されているので、簡単におしゃれな年賀状が出来上がります。 - ママケア
-
産後のママに向けて、不安や悩みを解決してくれるサービスです。
オンラインで診療・処方ができるので、子育てしながらでも気軽に利用できます。 - コールドクター
-
24時間365日、いつでもオンラインで診療ができるサービスです。
お薬の処方は、近くの薬局から受け取れるのでとても便利です。
まとめ
みてねは、私の家庭において子どもとの思い出を残すには欠かせないアプリです。
みてねを使い始めてからは「1年前はこんなに小さかったんだね!」「この頃は大変だったけどよく乗り越えられたね!」などと子どもの成長を振り返ったり、家族とのコミュニケーションがより楽しくなりました。
皆さんにも、みてねを活用して今まで以上に楽しい子育てライフを送ってほしいです。